岩谷歯科電話番号:072-466-6480
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虫歯のなりやすさって人によって違うの?
顔の形や背の高さが違うように、口の中の状態も個人差があります。虫歯菌の数・だ液の質や量・歯の性質・食べ物の好みなど個人個人で違うため、虫歯のなりやすさも違ってきます。虫歯のなりやすさ(『カリエスリスク』といいます)を知っておくことは虫歯を予防する上で重要なことです。

 
虫歯は削らないと治らないの?
残念ながら虫歯をほうっておいても治ることはありません。ただし、初期の虫歯(表層化脱灰)の状態にある時はそれ以上歯が溶けていかない(脱灰が進行しない)ような手段をとることで虫歯の進行を停止させることができますし、溶けた歯を元にもどす力(再石灰化)を促進させる手段を講じることで虫歯を治すことが可能です。しかしながら進行して穴の開いてしまった虫歯を元のように戻すことはできません。この場合は詰め物をするなどの処置が必要となります。初期の段階であれば適切な処置をすることで虫歯を治すことができますので、定期的に歯科医院に通院し虫歯のない健康な状態を維持しましょう。
なぜ、虫歯になるの?
口の中の虫歯菌が砂糖などの糖質(炭水化物)を取り込んで、歯にべったりと付着し、歯を溶かす酸を作りだして歯を溶かす、それが虫歯です。 しかし、虫歯菌がいて糖質をたべれば必ず虫歯ができるわけではありません。歯(宿主)の抵抗力と時間という要素も必要となります。虫歯菌の存在・糖質の存在と作用する時間の長さ(食生活の乱れ)・歯の抵抗力の低下といった要素が揃うと虫歯が発生するのです。逆にそれらの要素に対応する対策をとることで虫歯を防ぐことができると言えます。

 
虫歯になりにくくするにはどうすればいいの?
規則正しい食生活:だらだら喰いはだめです。
正しいブラッシング:磨いてるつもりになっていませんか?歯科医院できちんとした指導を受けましょう。
フッ素利用:乳歯、生えたばかりの永久歯には効果的です。
歯科医院での定期診査:早期発見が大切です。
これらをきちんと守れば虫歯にはなりません。でも難しいですよね。歯科医院での指導を受けて頑張りましょう。